『CHASE H.Q.2』ロケテストレポート 

★2007年3月9日(金)〜22日(木)に
 神奈川県・タイトーステーション溝の口にて実施された『CHASE H.Q.2』のロケテストの様子です。
 このロケテストレポートはGEM.さんが現地に行かれてレポをまとめて下さったものになります、
 GEM.さん本当にありがとうございました!




3.9〜3.22の期間限定で、タイトーステーション溝の口(神奈川県川崎市高津区)にて、
新作ゲーム『CHASE H.Q.2』のロケーションテストが実施されました。
『CHASE H.Q.2』はTAITOの往年の名作ドライブゲーム『CHASE H.Q.』シリーズの
数年振りの新作となります。


このシリーズが他のドライブゲームと大きく異なるのは、
タイムや順位を競う「レース物」ではなく、「カーチェイス物」だという事です。
プレイヤーは覆面パトカーを操り(性能の異なる三種類から選択)、
市街地やサーキットなどを逃走する指名手配車両(以下敵車。スポーツカー、RV車、武装トレーラーなど)を追跡します。
その時、無線通信で指令をくれるのが、シリーズの看板娘(?)ナンシーです。



画面右側に表示されるレーダーは、敵車とプレイヤーとの位置関係を表しています。
クラッシュすると大きく引き離されてしまうので注意が必要です。
敵車を追い詰めたら、体当たりでダメージを与えていき、制限時間以内に耐久力を0にすれば逮捕=ステージクリアとなります。
(画面左側にダメージゲージが表示され、後一回で仕留められる状態になると、ゲージの上に「最後の一撃」と表示される。)



操作系は、ハンドル+アクセル&ブレーキペダル+2速シフト(HIGH&LOW)レバー(あと、スタート兼視点切替ボタンとパトライトボタン) と、
至ってシンプル。また、シフトレバーに付いた赤いニトロボタンを押すと
ニトロアイテムを1個消費して、急加速する事が出来ます。
(ニトロはアイテムを取る事で3個までストック可能。各ステージ開始時は1個からスタート。)
ニトロをいつ発動させるか、また、アイテムが何処にあるのかを把握することが、スムーズな逮捕への鍵になります。

ハイスコアを稼ぐポイントとしては、
●素早く逮捕してタイムボーナスを得る。
●特定の障害物を連続して破壊する。
(パイロン、標識、タイヤバリアなど)
●逃走車両への攻撃の仕方を考える。  (後部にぶつかったり、かすったりするよりは、側面から思い切りぶつかる方が高得点!


ここからは、個人的雑感ですが、「成程、正常進化型だな」という一言に尽きます。
グラフィックの強化(実写風のナンシーは好き嫌い分かれそう)やステージや敵車の多様化、
通信対戦などは有っても、分かりやすいゲーム性は変わってません。
それに物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、
「ドリフトだの荷重移動だの、最近のドライブゲームは難し過ぎてついて行けない」というプレイヤーや
ドライブゲーム初心者にはオススメの作品です。勿論オリジナルを知る方にも。
それこそ通信対戦は皆で楽しめそうですし。



これにてレポは終了です。
改めてGEM.さん、レポートを送っていただきましてありがとうございました。m(_ _)m