『Derby Owners Club 2008』ロケテストレポート 

★2007年6月5日(火)〜6月11日(月)に
 東京都・渋谷GIGOにて実施されている『Derby Owners Club 2008』のロケテストの様子です。



6月6日(水)夕方16:00頃渋谷GIGOに到着。
前日にam-netさんで『Derby Owners Club 2008』のロケテストの情報を見たときには正直驚いてしまいました。
ダービーオーナーズクラブといえば自分が大学時代に初代をやっていた以来かなり久しぶりでしたし。
去年確かに一時的にそんな話も出たことがありましたけれど、いやはやまさか本当に復活するとは…
それにしてもココに来るのも随分と久しぶり、入口付近にある『ばくだん焼』は毎度の事ながら美味しいです。(笑)



入口付近にはご覧のような告知ポスターが出ていました。
このほか先のエスカレータ付近や2Fにも結構置いてあります。

でもってエスカレータをあがって2Fへ行くと、自動販売機のあるエリアのところに
『Derby Owners Club 2008』が設置してありました。
設置状況としては、メインモニターとプレイヤー8人分のサテライト、
そして左側にはオーナーカード作成用のターミナルがありました。(※オーナーカードの説明は後ほどします。)

サテライト部は液晶モニターと過去のダービーオーナーズクラブにもあった
上下左右の△ボタンと□ボタン(OKボタン)、そして今回新しいものとしてムチ、追い、抑えの3つのボタンがありました。
それぞれ効果を書くと以下のとおりです。

ムチ:トップスピードまで加速する、体力の消費は激しい。
追い:ムチほどの効果は無いが、体力の消費を抑えつつスピードをあげる。
抑え:減速と体力の回復ができる。

過去のシリーズのように2つのボタンで調整するのではなく、
今回は3つのボタンを使い分けてレースを戦っていきます。

それからメインモニターは2画面分の大きさを持っていて、しかもかなり綺麗でした。
恐らくあの映像を見ている限りだとリンドバークを使ってるんじゃないかとは思いますが…
それにしてもあの映像がここまで進化するとは思いませんでした。凄い。



ここからはゲームの流れを説明します。
まず、初めてプレイをする際は過去のシリーズ同様、新馬のサラブレッドカードを作成します。
これに掛かるコストは、1回のレース出走分を含めて500円(3クレジット分)です。

新馬作成を選んだら、まず親馬を決めます。
因みに自分が確認できた父馬・母馬は以下の通り。

<父馬>
ダンスインザダーク
クロフネ
アルカセット
エアジハード
ショウナンカンプ
ウィングアロー
リンカーン

<母馬>
オリエンタルアート
プリンセスリーベ
カルメンシータ
チョウカイキャロル
アドマイナグルーヴ
ファレノプシス
ロッタレース

※馬名の間違いがありましたらご指摘頂ければと思います。(^^;)

ご覧のように、ついこの前まで走っていたような有名な馬名がずらりと並んでいます。
ロケテストの段階でこれだけいますから、きっとステイゴールドやディープインパクトが出てくる…ことを期待したいです。
なお、今回自分が試したときですが、ダンスインザダークとアドマイヤグルーブの組み合わせは
選ぶことができませんでした。恐らくどちらも親馬がサンデーサイレンスだからだと思いますが。

また親馬にもステータスが振られていて、○と△が並んでいます。ちょっと各項目を見逃してしまったので詳細は分かりませんが、
恐らくサラブレッドカードにも記載される6種類の能力を示していると思われます。

親馬を選んだら新馬が誕生、牡馬か牝馬かは恐らくランダムで決定されると思います。
そして名前を付けてあげます、実際に日本における名前のつけ方と同じく最大9文字までです。
名前が決定すると、牧場へ放たれます。これはレースが始まるまで待機をする、という意味でしょう。

牧場には様々なアイテムがあって、?マークに触れると能力が上がったり、信頼度がアップします。
信頼度は恐らく過去のシリーズ同様に重要な役割を果たすと思いますが具体的にどういった効果があるかは分かりません。
ただ自分が初代をやっていた時には信頼度が低いと馬がうまく聞いてくれなくて困った覚えがあるので、
高いに越したことはないと思います。

そしてレースが近づいてくると、調教画面に移動します。
調教では、以下のメニューから選んで能力を上げます。
因みに単走だと1つの能力が、併走だと2つの能力がアップしたように見えました。

<単走>
プール、芝、ダート、ウッド、坂道

<併走>
芝、ダート、ウッド、坂道、森林場道

調教が終わると、馬にエサを与えます。
自分が今日プレイした時点で確認できたのは、ニンジン、飼い葉、リンゴ、青リンゴ、大豆でした。
きっと過去のシリーズ同様、珍しいエサが時たま出てくることもあるのでしょうが、それはまた製品版の時にでも。(笑)
エサを食べさせると各能力と信頼度がアップします。ただ馬によって好き嫌いがあって、嫌いなものをあげてしまうと
信頼度が下がってしまいます。好物のものとあわせて覚えておきましょう。


エサを食べさせると、いよいよレースです。
最初にエントリーをした各馬の紹介がメインモニターで行われます。
このとき自分の作った馬もちゃんと実況が名前を呼んでくれます。
今日聞いた限りだと至って自然…正直これは凄いと思いました。

また各場の紹介をしている間にサテライトのほうではレースが行われるコースが表示されています、
これには坂の部分とかも分かるようになっていて、また白くなっている部分があるのですが、
ゲーム中の説明によると白い部分でムチを振るうと効果的なんだそうです。
そして、同時に画面左下のほうでは最終直線選択という項目があって、
内、中、外という3つの項目が用意されています。これで最後の直線でどのコース取りをするか指定することができます。
馬場が荒れている時はやっぱり外を狙うほうがいいのかな…どうなんでしょうかね。

各馬の紹介が終わると、ファンファーレがなってレースがスタートします。
このときのファンファーレは実際にJRAのレースで使われている曲がそのまま流れます。
勿論、GIの時もあのファンファーレが流れます。
(※自分がやっていた時は安田記念を見ましたが、東京競馬場や中山競馬場でのGIで流れるファンファーレが流れていました。)

レース中はメインモニターとサテライトを見ながら進めていきます。
特にサテライトのほうは馬の体力ゲージも表示されていて、ムチを入れすぎると疲れてしまいます。脚質にあったレース運びをしましょう。

レースが終わると、サテライトには着順と獲得賞金が表示されます。
そのあとで厩舎に戻ってきて、馬の様子を見ることができます。
ここで馬の様子が元気だったり落ち込んでたりすると
ほめる、おだてる、そっとしておく、気合を入れるの4つの選択肢が出てきます。
どれか適切な選択肢を選ぶと信頼度がアップ、不適切だと逆にダウンしてしまいます。
またこの画面ではヒントが出ることもあって、レース運びのポイントなどを聞くことができます。
(※例えば差し馬だと、スタートが出遅れてもムチを思いっきり入れないで抑えておく、とか。)



長くなりましたが、ここまでがゲームの流れです。
あとは調教とレースを繰り返してGI勝利を目指していきましょう。



あと、最初のほうに出てきた各カードの説明です。
左の写真の左側にあるのがオーナーカード、右側がサラブレッドカードです。
まずサラブレッドカードは、これまでのダービーオーナーズクラブシリーズと同様、
馬の名前とか父・母馬の名前が書かれています。
また他にもスタートやコーナーなどのステータスや戦績、脚質や信頼度も記載されています。

それからオーナーカードは、SEGAのロゴの入ったジャンパーを着たスタッフの方に伺ったところによると、
今回は複数の馬を作成しても、このオーナーカードがあると一括して管理することができるそうです。
まだ具体的なサービスは決まっていないそうですが、自分が今回プレイを見ていた限りだと
プレイ開始時に馬のICカードと共に入れると厩舎主として自分の名前が表示されました。(※名前は自分で決められます。)
また実際に作成して分かった事として、騎手の勝負服のデザインができました。
しかもデザインは胴部・腕部に分かれていたりしてかなり細かく設定できます。
ただ実際にこのカードを使ってレースをしたことが無いので、
レース時に実際にこの勝負服が反映されるかは不明です。



以上が『Derby Owners Club 2008』のロケテレポです。
あと気になった点としては、相変わらず勝ち数に差がある馬同士が同じレースに出られること。
このため新馬デビューした馬が初戦を飾るのは難しいのではないかと思われます。
あと、今日見た限りでもいきなり豹柄(?)の馬が走っていました、
過去のシリーズ同様、特殊な毛色をした馬が存在するみたいです。また出難いんだろうな…
それと待ち時間は今回無し、週末はきっと大変なことになると思いますが。(^^;)
なお、今回はルールとして1000円(6クレジット分)を投入した後は
並んでいる人がいる時は交代、並んでいなくても追加クレジット投入時には
店員さんに声をかける必要がありますので注意してください。


といったところで、今回のレポは終了します。
また行く機会ができたら、追記したいと思います。