『ファンタジックフィーバー3』ロケテストレポート
★2007年12月19日(水)頃より、神奈川県・AM PIA川崎ダイスにて実施されている
『ファンタジックフィーバー3』のロケテストの様子を書きます。
2007年12月26日(水)13:00頃、川崎PIAダイスに到着。
夜勤3連発のうち2回も夜勤明けで遠征してロケテストを見に来ることになるとは。(笑)
今回の遠征の発端は
am-netさんのところで掲載された『ファンタジックフィーバー3ロケテスト実施中』の文字。
ファンタジックフィーバーシリーズは初代から好きで、よく地元のゲーセンで遊んでいる身です。
ただファンタジックフィーバー2が出てから随分と経つのに続編の話が出ていなかったので
今回の話を聞いたときには「これはぜひとも行かねば!」となった訳です。
というわけで、すっかりBEMANIシリーズのロケテストが町田キャッツアイに移ってしまい
あまり来る機会が無くなってしまった川崎PIAダイスへ久々に到着。
いつも通り入口にはロケテスト告知のポスターが飾られていました。
また、BEMANIシリーズが置いてある付近にあるトイレの側面には
別の形の大きな告知ポスターも貼られていました。
そして川崎PIAダイスのB2F入口付近から見て右手側にあるメダルフロアのカウンタ近くにあった
ファンタジックフィーバーの筐体のある場所へ移動すると、ご覧の通りデザインがガラっと変わった筐体が置かれていました。
これまで8つあったステーション部分は全てオレンジを主体としたものでしたが、今回は赤と青の2色が交互に配色された形になっています。
また中央部のルーレット部分は、JPやメダル枚数を表示するデジタル部分の真上部分に巨大な宝石のようなものが載せられ、
デジタルを囲むランプもこれまでとはちょっと違ったものを使用していたように見受けられました。
これ実際に製品版としてリリースされた時、筐体購入じゃない場合ってどれだけ改造する必要があるんだろ…心配だなぁ。
また、中央にあるジャックポット枚数を表示する液晶も、これまで1段だった表示が
上下2段の表示に変更、上が赤表示、下が青表示となっていました。
これは、後で説明しますが今回のバージョンだとジャックポットが2種類存在する為です。
あとファンタジックフィーバーシリーズでジャックポット獲得のために重要なポイントとなる
ボールもデザインが変わっていました。ちょっとしたことですが不思議と新鮮だったりします。
各筐体にはリーフレットを挟んだクリアフォルダが置かれていて、
これで今回のシステムを確認することができます。
ではここから、今回のファンタジックフィーバー3の特徴やシステムなどを書きます。
まず、今作ではステーションの色が赤と青の2種類存在するということを最初のほうで書きましたが、
そのステーションで表示される画面内のデザインも赤と青で種類が違ってきます。
赤色は可愛いキャラクター達が一緒に表示されていて、青色は数字の部分が大きく見やすいものになっています。
スロットで抽選されるシンボルは、1〜7の数字のものが7種類とボールが払い出されるシンボル、
そして一気にファンタジックチャンスへ突入できるシンボルの全部で9種類。
また数字については2,4,6がノーマルの数字で、1,3,5はBATTLEという文字が書かれていて、
これが揃うとバトル演出に発展します。青色のステーションの場合だと、ここで少年が悪魔と戦う演出になって、
そこで悪魔を倒すと確率変動(確変)に突入、スロットで数字が揃いやすくなります。
同時にスペシャルステップという5つの枠が用意されている部分があって、悪魔を倒すたびに1つずつチェックされていきます。
これが5つ揃うと、次にファンタジックチャンスへ突入した時に“スペシャルファンタジックチャンス”という状態になっています。
スペシャルファンタジックチャンスは、ファンタジックチャンスだと通常落ちてくるボールが10個なのですが、
こちらは10個のボールが入った後で更に3個のエクストラボールが追加されます。
これによって、これまで以上にジャックポットチャンスへ進める可能性が高くなっています。
あと、一緒に説明しなければいけないのが今回のファンタジックチャンスのシステム。
これまでのシリーズだとランプが光っている場所と光っていない場所の2種類が存在して、
ランプが光っている箇所に全てボールが入るとジャックポットチャンスへ突入するシステムになっていました。
またファンタジックフィーバー2だと、確変状態で突入した場合はランプが3つのみとなる
ラッキーファンタジックチャンスの状態となりました。
今回は、赤色に光っている部分と青色に光っている部分が交互に配置されていて、
どちらかの色のランプの箇所に全て(全部で5個)ボールが入ると、その色に応じたジャックポットチャンスへ突入します。
つまりジャックポットチャンスが2種類存在することになります。
また、このルール変更に伴い、残念ながら同じ色で5箇所にボールが入らなかった場合は、
ボールが入った箇所×10枚のメダルが払い出されるようになっています。
つまり1箇所のみだと10枚、逆に8箇所入って尚且つジャックポットチャンスへ進まなかった場合だと80枚払い出されます。
そういうこともあって、これまで存在したランプの光っている場所にボールが1個も入らない場合のボーナスはありません。
ただ、このルール変更によって平均的に払い出される枚数は恐らく増えたんじゃないですかね…
自分がやった限りだと50枚は獲得することが多くあった気がします。
話を戻してスペシャルファンタジックチャンスの説明になりますが、
この状態に突入すると、ランプの配置が赤5個、青5個が固まった状態で配置されています。
交互に配置されるのと、どれだけ違いがあるのか分かりませんが、何となくプレミアな感じがします。(笑)
続いてジャックポットチャンスについて。
前のところでも書いたように、今回は2種類のジャックポットチャンスが用意されています。
中央のルーレットのJP(ジャックポット)となる箇所のランプが、
赤ランプ5箇所で投入した場合は赤色、青ランプ5箇所だと青色になっています。
そして、そのJPの部分に入ると払い出される枚数は、最初のほうで書いた
中央部にある2段で表示された液晶部分にある、それぞれの色で示された枚数が払い出されます。
つまり、赤色でのジャックポット達成だと赤色の液晶表示で示された数字、
青色でのジャックポットだと青色の液晶表示で示された数字の枚数が払い出されることになります。
これが今回2段となっている理由という訳ですね。万が一、片方が他の人に当てられても
もう1回大量獲得のチャンスが巡ってくることになります。この変更は大きいなぁ…
なお、赤または青色のランプの他の色は緑と紫があって、緑だと100枚、紫だと200枚が払い出されます。
なお細かい話ですが、これまでジャックポットチャンスでの払い出しは、
全て中央のジャックポット枚数が書かれた部分からメダルが流れてきて落ちるような仕組みとなっていましたが、
今回はそれらもステーションにある払い出しの方法と同じになります。
つまり中央部を使用した払い出しはジャックポットを獲得するケース以外無いことになります。
因みに…ファンタジックチャンスで全10箇所にボールが入ると、ハッピージャックポットチャンスと呼ばれるものに突入します。
これは、先に書いた赤色のジャックポットと青色のジャックポットの2つの特徴を一緒に持った状態になっていて、
赤ランプのところに入れば赤色のジャックポット、青ランプに入れば青色のジャックポットとなります。当たり確率が2倍になる訳です。
それから大きな変更となった点といえばボールWINについて。
ボールをステージ上から落とすとボールWINとなってメダルが払い出され、
そして3個落とすとファンタジックチャンスへ進むというルールでした。
今回はボールを1つ落とす毎に抽選が始まり、払いだされる枚数の量が多かったり少なかったりします。
また運がいいと、ここから一気にファンタジックチャンスへ突入する場合があります。
自分も1回ファンタジックチャンスへ突入しました。
今回は今まで以上にボールを獲得することが大きなポイントとなってきます。
あと確変状態についても変更点があり、
1度確変に突入すると、BATTLE絵柄(1,3,5)が揃って、
ここで青色のステーションの場合だと悪魔に負けなければ確変が継続します。
つまりノーマルの数字(2,4,6)が揃うと問答無用で確変継続です。
この変更により連荘回数が今まで以上に高くなるようになっています。自分も20分程のプレイで7連荘までしました。
それと、これまでファンタジックチャンスに突入する際、
他のステーションで抽選が行われていると順番待ちになって、
前の人の抽選が終わるまで待機させられていましたが、
今回は待機中もステーションでのゲームが継続します、もちろんスロットも回ります。
なので次の抽選が始まるまでに、再びファンタジックチャンスを獲得することも可能という訳です
以上長々と書いてみました。
説明する順番がバラバラとなってしまって非常に読みづらくなってしまいましたが、
今度のファンタジックフィーバー3では色々なところで手が加えられています。
それによって、より楽しめる仕掛けになったような気がします。
ステーションによってゲームが違うというのもグランドクロスから得たものでしょうね。
因みに現場にいたコナミのかたにちょっと聞いてみたのですが、
残念ながらまだリリースされる時期は未定との事。
AOU2008もできれば出したいらしいですが…調整に時間が掛かるみたいです。
ただ自分としては、今回のロケテストバージョンだけで十分楽しめたので、
今後はリーチアクションの種類を増やしたり、多人数になった際の抽選待ちの時間のバランスなど
細かいところでの調整となってくると思うので、ぜひスタッフの方には頑張っていただきたいと思います。
AOU2008で、もし出展されるのであれば、ぜひ触れてみたいですね。
以上で今回のロケテストレポートはこれにて終了となります。
長々と読んでくださいまして、ありがとうございました。
P.S:もっと見やすい文章にできそうだったら、後日修正をかけます…(^^;)