『Beat Stream (ビートストリーム)』 ロケテストレポート  

★2014年1月24日(金)より東京レジャーランド秋葉原2号店にて実施されている
 新作音楽ゲーム『BEAT STREAM (ビートストリーム)』のロケテストの様子を書きます。



1/24(金)、休みだったのでゆっくりしていたらTiwtter上で急にBEMANIシリーズ新作の情報が入ってきてびっくり。
急いで秋葉原へと向かいました。着いた頃には15時を回っており、だいぶ人も増えていました。

東京レジャーランド秋葉原2号店へ着くと、6FのDDRが置かれている場所で
BEAT STREAMのロケテストが行われていました。筐体の後ろ側に4人横1列で並んでいき、
自分が到着したときには約15人程が並んでいて、夜になってもこの長さはほぼ変わらない状況でした。


【基本的な仕様について】
料金設定は1プレイ200円で最大3曲プレイ可能、2曲保障となっています。
筐体はスティールクロニクルなどで使われているものに近いものとなっていて、大きな画面を使って全ての操作を行います。
また操作をする画面の他にも上部にもう1つ画面があり、そこではプレイ中の曲のムービーが映し出されます。プレイ風景は表示されません。
デザインはリフレクビートのライムライトの時のような白をベースとしたもので、明るいイメージでした。

大きさは、奥行きがDDR白筐体からフットパネル部を抜いた位よりは若干長め、高さはDDR白筐体と大体同じくらいで
幅はjubeatの筐体の両端にあるスピーカー部も含めた位の長さくらいでした。
さほど大きくは無く、初音ミク Project DIVA AC位のスペースがあれば置けるような感じがしました。(※高さがやや必要ですが…)

筐体左側には、リフレクビートコレットから登場した荷物掛けがあり、
右側にはサウンドボルテックスにも付いているイヤホンジャックもありました。ただしロケテストでは使用不可となっています。
またe-AMUSEMENT PASSをかざす部分が左側のほうにありましたが、今回は使用不可となっていました。



【プレイ画面について】

プレイする時の画面は上記の図のような配置となっています。かなり大雑把な図になってしまっていますが、
このうち八角形をしたものがジャッジリングと呼ばれるものでそこに向かってノーツが飛んできます。これをタッチします。

八角形の外側にある6つの円は、リフレクビートにもある2TOP・3TOPと同じような役割をしていて、
それぞれの円に出てくるノーツを押す操作を行うことになります。
これとは別で、このあと説明するノーツの種類にある“ストリームノーツ”が
6つの円の外側に出てきます。上下左右のいずれかになりますが、左右同時など様々です。

中央部にある二重のリングはゲージになっていて、パーセント表示が内側の円の中で表記されています。
最初30%となっていて、筐体左側にあった説明書きによれば、曲終了時に70%を超えるとクリアとなるようです。
判定の種類として、“fantastic” “Great” “fine” “miss”の4種類がありました。



【ノーツの種類について】
プレイ画面に出てくるノーツには、ジャッジリングへ向かって飛んできたものを押して消す通常のものとは別で、
以下の6種類があります。他の音楽ゲームでお馴染みの操作もあるので、それを知っていると呑み込みが早いかもしれません。

ロングノーツ 長いノーツで、ジャッジリングに重なっている間は押し続けます。
同時押しノーツ 黄色と青色の2種類あり、いずれも同時押しを示します。
リップルノーツ 説明書きには“円がリップルノーツに重なったらリップルノーツをタッチ!”と
書かれていましたが、実際にどれを指すかは分かりませんでした。
スラッシュノーツ ジャッジリングと重なったタイミングで好きな方向へスライドさせます。
(※クロスビーツのフリックと似たような操作になります。)
ストリームノーツ 自分の好きなタイミングで、三角の示す方向へ指をスライドさせます。
(※画面外側に表示されるバナナ型のようなマークが出て、
 始点から終点へ指を動かします。途中で止めるとfail扱いとなります。)



【収録曲について】
今回のロケテストでは10曲が収録されていました。全てムービーが流れるようです。
また難易度でHARDの項目がありますが、今回は数値が書かれていなく、選択不可でした。
そして選べる難易度についても、1曲目でプレイした難易度によって次に選べる範囲が限られており、
MEDIUM譜面は1曲目の段階では選ぶことができないようになっていました。
コナミスタッフのかたが途中から持ってきた貼り紙によれば、LEVEL.3以上の譜面をクリアすることが条件となるようです。

なお、東方系の楽曲にはサウンドボルテックスでも使用されていた“東方アレンジ”というマークが付いています。

 MUSIC/ARTIST BPM BASIC MEDIUM  HARD
ミスターデジャブ 230 1 5 -
セツナトリップ 145 1 5 -
チルノのパーフェクトさんすう教室 175 2 6 -
マネマネサイコトロピック 135-210 2 6 -
HΨ=世界創造=EΨ 208 3 7 -
INFINITE WORLD 167 3 8 -
Magical Halloween 140 3 5 -
月に叢雲華には風 160 4 7 -
脱出ゲエム 134 4 6 -
ちくわパフェだよ☆CKP 205 4 7 -



さっとですが、今回のロケテストの仕様についてまとめてみました。
全体的にサウンドボルテックスみたいな流れを含んでいるような印象で、
ニコニコ動画で主に盛り上がったボーカロイド・東方系といった方向性が色強く出ていたように感じました。
またサウンドボルテックスと大きく違うのは、筐体上部にムービーを流せるモニターが付いたこと。
これによって周りに大きくアピールできるのが違っているかなと感じました。
魔理沙などのキャラたちが動いている様子は、距離があるところから見ても目立った感じがします。

そういったことからも、今回のターゲットは中学・高校生から20代前半辺りまでの
比較的若い世代を狙ったものになっているのかなと感じました。
筐体にイヤホンジャックが付いていることからも、恐らくDDRやjubeatなどで収録されている版権曲は収録され無さそうな感じでしたし、
サウンドボルテックスと似たような方向で進められるような気がしました。

実際、今回のロケテストに参加されているかたを見た感じだと
比較的若いかたや女性のかたが多かったように感じました。コナミさんの狙いもそういったものになっているのかも知れません。
まだ今回はファーストロケテストですし、今後何回か繰り返されるものと思われます。
どういった変化があるのか、楽しみです。


それではこれでレポートを終了します。読んでくださいまして、ありがとうございました。





(最終更新日:2014年1月25日 01:00)