『Synchronica (シンクロニカ)』 ロケテストレポート  

★2014年10月24日(金)〜10/26(日)にnamcoラゾーナ川崎店にて実施されている
 新作音楽ゲーム『Synchronica (シンクロニカ)』のロケテストの様子を書きます。
  (※写真ですが、現地にいらっしゃったバンダイナムコゲームスのスタッフの方の許可を頂いた上で掲載させて頂いております。)



 Synchronica - シンクロニカ
 http://www.bandainamcogames.co.jp/am/vg/Synchronica/



10/24(金)。ちょうど休みだったのと、数日前にTwitterで新作告知とロケテスト告知の情報を見ていたこともあって、
折角なのでロケテストへ行ってみようと足を運んでみました。ラゾーナに着いたのは15時過ぎだったと思います。

ラゾーナの4Fにあるnamcoへ着くと、入口にシンクロニカのロケテストの告知が掲載され、
入口を入ってちょっと奥のところで実機が設置されていました。その後ろにロープ(?)が貼られて待機できるようになっていて、
近くでスタッフのかたが整理券の配布と、呼び出し対象となる整理券番号が書かれたホワイトボードを持っていらっしゃいました。

またシンクロニカの説明が書かれたものを持ったかたや、
アンケート用紙を持って、アンケートの回答のお願いをしているかたなど、スタッフのかたが多くいらっしゃった感じがしました。
因みにバンダイナムコのスタッフのかたと思われるかたは白いスタッフジャンパーを着用していました。
その他にも関係者と思われるかたが複数いらっしゃったように見受けられました。(※何度かジャンパーを着たかたと話をされていました。)



【基本的な仕様について】

筐体は告知ポスターにも出ていますが、画面が2つ取り付けられて、基本2人プレイを前提とした作りになっています。
しかしながらDDRやmaimaiと違って、1人ずつ2名がバラバラでゲームを進行させることも可能となっています。
ロケテストも、筐体は1台でも実質2台設置と同じ形で進めていたので、思ったよりも回転は速い感じがしました。

あと筐体で特徴的な点として、スピーカーが頭部付近にちょうど位置する形で左右にあり、
ヘッドフォン端子はありませんでしたが聞こえやすかった感じがしました。
写真は1P側のみですが、実際には2P側もあります。右側も同じような構造となっています。
右下にはバナパスポートをかざす部分があり、ロケテストでも使用することができました。(※Aimeも使用可能です。)
大きさはビートストリームを2台並べた時よりもやや幅は狭い感じがしました。
奥行きは画面が寝てるような感じになるのでちょっとあったかも知れません。



料金設定は1プレイ200円で最大2曲プレイ可能。
最初にモードを選択でき、チュートリアルモードと通常プレイモードが選べます。
また、筐体手前に付いている“ボディーブースター”と呼ばれる振動を起こす部分があるのですが、それの振動設定を決めることができます。
beatmaniaIIDXやグルーヴコースターの足元が音楽に合わせて揺れるようなものに似ていますね。
それと画面左下には音量調整をするところがあります。ゲーム中ではないところで調整可能です。


【マーカーの種類について】

シンクロニカの基本的なルールとなりますが、マーカーにボールが入るような演出が出るので、
曲に合わせて、ボールがちょうどそのマーカーに入るタイミングで画面をタッチします。ルールとしては凄くシンプルです。
ゲーム中は“初音ミク Project DIVA Arcade”のように背景に映像が流れている中をマーカーが登場する形となります。
画面レイアウトもProject DIVA ACに似た印象がありました。




マーカーですが、通常のものの他に上記4種類が用意されています。
タッチしたまま長押しをするHOLD、タッチしたまま線に沿って動かすMOVE、マーカーにあわせてスラッシュをするスワイプ、そして同時押し。
いずれも比較的直感的に動かせると思います。ただし、これが複合で出てくると…難しいです。(^^;)


【マルチプレイ時の機能について】

このゲームのメインとなる2人プレイ時に登場する機能です。
チュートリアルを進めるとマルチプレイについての説明と、1人プレイの場合だとコンピュータと一緒に1曲プレイすることになります。
その際に追加されるものとして、どちらかが10コンボ以上繋ぎ続ける限り2人合計のコンボが加算されていくマルチコンボ機能と
maimaiのように同じタイミングてタッチをすると判定されるSYNCがあります。これらは別途用意されているミッション達成の課題としても対象となります。



【収録曲について】

今回のロケテストでは28曲が収録されていました。
また難易度のうち、チュートリアルを選ぶと制限が掛かり、1曲目はNORMALのみ、2曲目はADVANCEDまでとなります。
通常プレーを選ぶと全てから選ぶことが可能です。
またバナパスポートを使用してプレイすると、2回目から“さいたま2000”が選べるようになります。

※2014.10.27 00:30 WHAT'S MY NAME?とstarship.6の難易度を追記しました。
 難易度が抜けている箇所は未確認の部分です。また別途ロケテストが実施される機会がありましたら、改めて確認をしようと思います。


 MUSIC/ARTIST NORMAL ADVANCED TECHNICA
夏祭り 3 9 13
スターライトパレード/SEKAI NO OWARI 3 8 13
インベーダーインベーダー 3 9 14
ポリリズム 3 8 13
starrrrrrr[Alexandros] 3 7 12
夜の踊り子 3 7 13
abnormalize/凛として時雨 4 8 14
Emotions/MAN WITH A MISSION 4 8 13
WHAT'S MY NAME?/MIYAVI 5 11 17
starship.6/Plus-Tech Squeeze Box 6 12 17
千本桜/黒うさP feat. 初音ミク 4 9 15
からくりピエロ/40mP feat.初音ミク 2 6 12
マーメイド/monaca:factory feat. GUMI 3 9 14
Tell Your World/feat. 初音ミク 2 7 12
ハウテゥー世界征服/Neru feat. 鏡音リン、鏡音レン 3 8 13
カガリビト(Synchronia Ver.)/millstones feat. 初音ミク 6 11 15
脳漿炸裂ガール/れるりり feat. 初音ミク・GUMI 6 12 17
紅蓮の弓矢  「進撃の巨人」より 4 9 14
君の知らない物語  「化物語」より 2 6 12
残酷な天使のテーゼ  「新世紀エヴァンゲリオン」より 3 12
Eat'em Up!  R4-RIDGE RACER TYPE 4- 3 9 14
MUSIC♪  アイドルマスター 3 8 13
DIVAS  R:RACING EVOLUTION 4 9 14
さいたま2000  ※バナパスポートを使用して1度プレイすると追加されます。 7 12 18
Grandfather's Clock/A-bee feat. Mi-yo 4 9 14
New World/LAGITAGIDA 7 12 16
Synchronicity/Toku Inoue 5 10 15
Hear Me Out/LCA feat. immi 4 9 14



【リザルト画面について】

他の音楽ゲームにもよくあるように、Perfectなど判定別の個数やスコア、MAXコンボ数などが表示されます。
そしてプレイした時のスクリーンショットが右側に表示されます。



以上が今回のレポートとなります。
全体的にデザインが白っぽく、BGMも静かな感じなので、何となくお洒落な雰囲気が漂ってきました。
そのためターゲット層は若干年齢が高めのような印象も受けました。
しかしながら自分が見ている時も高校生らしいグループが2人でプレイして、他のひとが後ろで見ているような時もあったので、
この辺りは版権曲やボーカロイド楽曲に興味があったからなのかな、とちょっと思いました。

最近の業務用やタブレット端末向けのゲームによくあるようなタイプのシステムながらも
収録曲やデザインなどが調和して楽しく遊ぶことができました。これはちょっと製品版が楽しみになりました。
スタッフのかたにちょっと聞いてみましたが、流石にまだテスト段階で外のお店で動く時期は未定とのことでした。
ぜひもっと色々なところでテストを実施して頂いて、もっと増えられる機会を増やして欲しいです。


それではこれでレポートを終了します。読んでくださいまして、ありがとうございました。





(最終更新日:2014年10月27日 00:30)